2023年に販売が終了したNTTのビジネスホン「αA1」シリーズは、さまざまな挑戦的な試みが行われた次世代ビジネスホンでした。
現在は、新品で手に入れることはできません。ただ、製造年度はそれほど経過していないため、状態がきれいな中古機種を「低価格」で入手は可能です。
今回は、ビジネスホンにつき、以下のようなお悩みをお持ちの方に「次世代ビジネスホン・NTTαA1」をご提案しています。
- 現在のビジネスホンが老朽化してきたため、ビジネスホンの機種更新を検討している
- 新たにビジネスホンを導入したいが、どのメーカー・機種を導入すればよいかが分からない
- ビジネスホンにかけるコストを削減したいので、中古ビジネスホンを検討している
ビジネスホンを導入する際に検討すべきポイント
ビジネスホンの入れ替えを予定されている方でも、これからビジネスホンを初めて導入しようとお考えの方でも、検討すべきポイントは下記の4つとなります。
- 電話回線の種類と本数をどうするか?
- ビジネスホン用の電話機は何台か?
- 録音機能があるか?
- 電話用ケーブルか、LANケーブルか?
上記4つにつき、NTTαA1は以下の優れた点があります。
- NTTαA1は、ひかり電話オフィスをオプションなしで接続できる!
- NTTαA1は、主装置1つで最大20台・主装置2つで最大40台まで接続できる!
- NTTαA1は、留守録・通話録音をオプションなしで8時間まで録音できる!
- NTTαA1は、スター配線電話機・LAN配線電話機(IP電話機)の両方を接続できる!
それぞれの優れた点の詳細を見てゆきましょう。
NTTαA1はひかり電話オフィスをオプションなしで接続できる!
チェックポイント
現在、電話回線は「NTTひかり電話オフィス」への移行が進んでいます。現時点で、ひかり電話オフィスをご利用でない場合は、ビジネスホン導入を機に、ひかり電話オフィスへ変更されることをお勧めします。
ビジネスホンには、電話回線(外線)を収容して電話を受発信します。
現在、もっとも安く便利に使えるのは、NTTひかり電話オフィスで、会社における電話回線は、今後、ひかり電話オフィスの普及率がますます向上すると予想されています。
そして、NTTαA1は、オプション料金なしで、標準機能としてひかり電話・ひかり電話オフィスが利用できる唯一の機種です。一般的な他社ビジネスホン(SAXA・PLATIA)と比較すると定価110,000円分のユニットが標準でついています。これはお得です。
NTTαA1の外線特長まとめ
- ひかり電話オフィスタイプ・ひかり電話オフィスA・ひかり電話(家庭用)の直収に対応
- ひかり電話の場合は最大2ch・ひかり電話オフィスの場合は最大16chに対応
- ギガビット対応
「ひかり電話オフィスへの対応性能」を「αA1 VS 同レベル他社機器」にて比較
メーカー | 機種 | ひかり電話オフィス |
---|---|---|
NTT | αA1 | 標準対応・16ch |
NTT | αN1S | オプション必要(NXSM-4BRU-(3)/税抜定価68,000円)・4ch |
SAXA | PT1000Std | オプション必要(IPHO-01A/税抜定価110,000円)・16ch |
日立/ナカヨ | ET-Si/NYC-Si | オプション必要(ET-4IPCOI-Si/税抜定価115,000円)・4ch |
NTTαA1は、主装置1つで最大20台・主装置2つで最大40台まで接続できる!
チェックポイント
将来的な事業拡張の可能性がある場合は、現在の2~3倍程度の電話機が接続できる仕様の機器が良いでしょう。接続できる内線台数は多い方が安心です。
電話機が接続できる台数は最も重要な確認事項の1つで、会社の規模や社員数と密接に関わります。
安価だからと、接続可能台数が少ないビジネスホンを購入してしまうと、短期間で主装置(ビジネスホンのメイン装置)を交換しなければならなくなり余計な費用がかかる場合があります。
NTTαA1は、この内線台数が一般的な同クラスのビジネスホンに比べて多いです。また、拡張性も高く、簡単に内線台数の増大を行えます。
NTTαA1の内線特長まとめ
- 電話ケーブルタイプの多機能電話機は、主装置1つで20台まで。主装置2台で40台まで。
- LANケーブルタイプの多機能電話機は、主装置1つで24台まで。主装置2台で48台まで。
「内線接続台数」を「αA1 VS 同レベル他社機器」にて比較
メーカー | 機種 | 内線接続台数 |
---|---|---|
NTT | αA1 | 20 |
NTT | αN1S | 10 |
SAXA | PT1000Std | 16 |
日立/ナカヨ | ET-Si/NYC-Si | 16※ |
※日立ナカヨのSiは最大20台ですが、20台収容すると外線が使えなくなるため、実質16台
NTTαA1は、留守録・通話録音をオプションなしで8時間まで録音できる!
チェックポイント
ビジネスホンにおける留守番機能・録音機能の性能が向上しています。人手不足・顧客満足度向上・クレーム対策などに課題をお感じであれば、新しい録音関連機能の導入も検討してみましょう。
これまで、ビジネスホンにおける録音機能は「留守番電話」での利用に限定されてきましたが、社会状況の変化・電話機の機能向上により「通話録音」「お待たせメッセージ」「IVR」などの機能を導入する法人が増加しつつあります。人手不足・顧客満足度向上・クレーム対策などに効果を発揮しています。
そして、NTTαA1は、オプション料金なしで、標準機能として簡易録音機能が利用できます。さらに、オプション機器の活用で、より高機能な録音関連機能を活用することもできます。
NTTαA1の録音特長まとめ
- 録音機能 標準装備(無料) 録音時間8時間
- 留守番電話機能 標準装備(無料)
- 通話録音機能 標準装備(無料)
- オプション機能により実現できる機能 お待たせメッセージ機能・IVR機能 録音時間を100時間へ
「録音性能」を「αA1 VS 同レベル他社機器」にて比較
メーカー | 機種 | 録音性能 |
---|---|---|
NTT | αA1 | 標準対応・8時間 |
NTT | αN1S | オプション必要(NXSM-VMU-(2)/税抜定価140,000円) |
SAXA | PT1000Std | 標準対応・1時間 |
日立/ナカヨ | ET-Si/NYC-Si | 標準対応・5時間 |
NTTαA1は、スター配線電話機・LAN配線電話機(IP電話機)の両方を接続できる!
チェックポイント
現在ビジネスホンをお使いの方は、既設配線がそのまま流用できる電話用ケーブルがお勧めです。ビジネスホンを新たにご利用される場合は、αA1のIP電話機を利用することで、LANと電話用、2種類のケーブルを、LANケーブル1種類にまとめることができます。
一般的にビジネスホンの配線ケーブルは、電話専用のケーブルが用いられますが、IP電話機とIP主装置であれば、LANケーブルで電話を使うことができます。
1種類のケーブルで配線できる場合は、全体管理も楽になります。
そして、NTTαA1は、LANケーブル配線に対応したIP電話機とIP主装置です。
NTTαA1のLANケーブル対応の特長まとめ
- IP電話機に対応、IP主装置に対応
NTTαA1のLANケーブル対応の注意点
インターネット用の社内ネットワークと電話用ネットワークの統合にはいくつか条件があります。導入には専門の下見とコンサルティングが必要な場合があり、複雑な社内ネットワークには対応できない場合があります。
シンプルなインターネット接続のみを行う会社にのみお勧めできます。
「LANケーブル電話機への対応性能」を「αA1 VS 同レベル他社機器」にて比較
メーカー | 機種 | LANケーブル対応 |
---|---|---|
NTT | αA1 | 標準対応 |
NTT | αN1S | オプション必要(NXSM-IPEU-(1)/税抜定価96,300円) |
SAXA | PT1000Std | オプション必要(IPST-01A/税抜定価110,000円) |
日立/ナカヨ | ET-Si/NYC-Si | オプション必要(ET-VOIPU-Si/税抜定価145,000円) |
NTTビジネスホンαA1がお勧めではない会社とは
これまでNTTビジネスホンαA1のメリットを中心に解説しましたが、NTTαA1が適さないケースもあります。具体的には、以下のような環境となります。
外線(電話回線)が、ひかり電話以外の場合
NTTαA1は、ひかり電話を活用するために開発されています。ひかり電話以外の回線を収容する際は、オプションが必要となり、別途コストが発生してしまします。
停電が良く起きる環境の場合
NTTαA1は、下記の記事で解説の通り、電源を切る際にシャットダウン操作が必要となります。そのため、シャットダウン操作ができずに電源が切れる状況は良くありません。
NTTのαA1は、NTTが販売している「次世代ビジネスホン」です。電話回線の光ファイバー化に対応し、IP電話機へスムーズに対応できるよう設計された機能は、NTTのチャレンジ精神を感じさせるものです。 今回は、NTTのαA1を使う中で[…]
上記に該当する場合は、NTTαN1やNTTαZXシリーズ、もしくは、他メーカーのビジネスホン機種を検討しましょう。
NTTαA1でコストパフォーマンスの高いビジネスホン導入を実現しよう!
NTTαA1は、ひかり電話に焦点を当てて開発された機種で、ひかり電話+多機能電話機+FAXのみであれば、ほとんどオプション品はなくビジネスホンをすぐに使い始めることができます。
一般的に、ビジネスホンは多くのオプション品を必要とするのに比較し、NTTαA1はオプション品が不要なため、かなりのコストダウンが実現できます。
配線プロッタでも、機能とコスト、両方にご満足いただけるファースト提案機種として、最も提案数の実績が多い機種となっております。まだまだ新しい機種なので、中古ビジネスホンでも安心です。
もちろん他メーカーで、優秀な機種もありますので、そちらの導入もよいかと思いますが、比較機種の1つとしてご検討されてみてはいかがでしょうか?
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NTTビジネスホンαA1はすべての販売店・工事店から導入できるわけではない
NTTαA1は次世代ビジネスホンであるため、必ずしもすべての販売店・工事店が、導入をサポートできるものではありません。旧来のビジネスホンになじみの深い販売店・工事店には、次世代ビジネスホンであるNTTαA1に否定的で、導入を引き受けない会社もあります。
配線プロッタでは、NTTαA1の工事実績が多数あります!
配線プロッタでは、充実した機能性・低価格を両立するNTTαA1のコストパフォーマンスの高さに注目し、全国にて多数の導入実績があります。
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