NTTが提供するひかり電話には、複数の料金プランがあり、どれがいいの?と迷うケースがあります。機能も料金も違うため、毎回計算しなければならず手間もかかります。ここでは、ひかり電話プラン別料金パターンを一覧表にしました。ぜひ活用してみてください。
ひかり電話には4プランあります
NTT東日本・NTT西日本の提供している電話サービス「ひかり電話」には、次の4つがあります。
- 家庭・ホームユース向け
- ひかり電話
- ひかり電話A(エース)
- 法人事業者・ビジネスユース向け
- ひかり電話オフィスタイプ
- ひかり電話オフィスA(エース)
ひかり電話は、現在最も多く利用されているIP電話サービスで、プランごとの料金表も掲示されていますが「実際に、当社の場合はいくらかかるのか?」「当社の場合はどのプランが一番お得なの?」ということが少しわかりづらい料金体系となっています。
今回は、いくつかの事例を取り上げ「このような使い方であれば、このひかり電話タイプが最も適している」などをご紹介してゆきます。実際には、各社利用状況は異なるため、完全に一致しないとは思いますが、似ているものはあるはず。自社のひかり電話契約の参考にしてみてください。
また、実際のひかり電話の内容については、下記の記事で、 ひかり電話オフィスタイプとひかり電話オフィスエースの料金や機能の違いを中心に解説していますので、もしよければご覧ください。
※なお「ひかり電話オフィスA」は、「ひかり電話オフィスA」という「A」を使用することが正式名称ですが、本記事では通称である「ひかり電話オフィスエース」という表記も記載をいたします。
ひかり電話プラン別チャネル数
ひかり電話はプランにより利用できるチャネル数が変わります。
チャネル数(=CH数)とは?
同時に通話利用できる数です。利用したいチャネル数に合わせたプランを選びましょう。
〇は利用可能、×は利用できません。
料金パターン一覧表
それでは、具体的な料金パターンを見てみましょう。
・チャネル数ごとに表を分けています
・ナンバーディスプレイとボイスワープを利用する場合・しない場合に分けています。
・ナンバーディスプレイとは:固定電話で着信した相手の電話番号を表示する機能オプションのこと。1利用回線で利用することができる。
・ボイスワープとは:かかってきた電話をあらかじめ設定しておいた電話番号に転送する機能オプションのこと。1番号ごとに費用が掛かる。
チャネル数が「1」の場合
・オプションをつけないケースでひかり電話が最安値
・オプションをつけるならひかり電話オフィスエースが最安値 ※注意事項あり
チャネル数が「1」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「なし」
チャネル数が「1」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「あり」
※ひかり電話Aには528円分の無料通話が含まれているため、ひかり電話Aが最安値の可能性あり
チャネル数が「2」の場合
・すべてのケースでひかり電話が最安値 ※注意事項あり
チャネル数が「2」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「なし」
チャネル数が「2」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「あり」
※ひかり電話Aには528円分の無料通話が含まれているため、ひかり電話Aが最安値の可能性あり
チャネル数が「3~8」の場合
・すべてのケースでひかり電話オフィスタイプが最安値
・参考までに3・4・5チャネルのケース別料金を計算しています
チャネル数が「3」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「なし」
チャネル数が「3」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「あり」
チャネル数が「4」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「なし」
チャネル数が「4」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「あり」
チャネル数が「5」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「なし」
チャネル数が「5」ナンバーディスプレイ/ボイスワープが「あり」
チャネル数が「9以上」の場合
ひかり電話オフィスタイプが対応できないチャネル数となりますので、ひかり電話オフィスA一択となります。
まとめ
ひかり電話の利用方法は、会社ごとによりさまざまな使い方になるため、一律に上記の料金表となるわけではありません。また、ひかり電話エースとひかり電話オフィスエースには、迷惑電話おことわりサービス・ナンバーリクエストサービスが無料でつけられるため、それらのサービスを使いたい場合は、さらに比較検討した方が良いでしょう。
下記にて、ひかり電話オフィスタイプとひかり電話オフィスエースの特徴をまとめました。別記事でも、詳しく説明していますので、もしよろしければそちらの記事にも訪れてみてください。
ひかり電話オフィスタイプの特徴(一例)
基本料金(1利用回線ごと)は「3」チャネル「1」番号からとなる
基本料金に付帯するオプションは「なし」
最大チャネル数「8」、追加番号は最大「32」まで
ひかり電話オフィスエースの特徴(一例)
基本料金(1利用回線ごと)は「1」チャネル「1」番号からとなる
基本料金に付帯するオプションは「ナンバーディスプレイ(1利用回線ごと)」
「ナンバーリクエスト(1利用回線ごと)」「ボイスワープ(1番号ごと)」
「迷惑電話おことわりサービス(1番号ごとまたは1契約ごと)」
最大チャネル数「300」、追加番号は最大「7000」まで
関連記事:NTTのひかり電話オフィスタイプとオフィスエースの違い
ひかり電話はNTT東日本・西日本が提供するサービスですが、サービス名称が分かりづらいといわれています。特にわかりづらいのが「ひかり電話オフィス」という法人向けのひかり電話です。
ひかり電話オフィスは末尾が「タイプ」と「エース」に分か[…]
ひかり電話はNTT東日本・西日本が提供するサービスですが、サービス名称が分かりづらいといわれています。特にわかりづらいのが「ひかり電話オフィス」という法人向けのひかり電話です。 ひかり電話オフィスは末尾が「タイプ」と「エース」に分か[…]