毎日、会社でビジネスホン電話機を利用されている方でも「今使っている電話機の型番は何ですか?」と尋ねられると「何を使っていたのかは分からない」という方はとても多いです。
この記事では、今使っている電話機の型番を調べる方法と、メーカーごとの解説をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
電話機の型番をカンタンに確認する方法
置き型電話機の場合
置き型電話機の型番は電話機を裏返すことで確認できます。
一般的にはこのような形で、数字ボタン以外に多くのボタンがある電話機がビジネスホンです。
こちらを裏返すと下記のような型番シールがあります。
- 電話機型番
- 技適番号
- 製造年月日
- 製造会社名
横文字や数字が多く、どれが電話機の型番なのか?が分かりづらい場合があります。その場合は、最初に始まる文字を見るとよいでしょう。
以下、具体的な各メーカーごとの型番シールのサンプルを基に、解説をしてゆきます。
NTTの型番
NTTの型番内容の解説
NTTの型番は、以下の順番で並ぶ場合が多いです。
- シリーズ名
- ボタン数
- 機能
- バージョン
- 色
例えば、以下の型番シールの場合は、赤枠で囲っている箇所が型番となります。
NX2-<18>STEL-<1><W>という型番の場合は、以下の内容となります。
- αNX2シリーズの
- 18ボタンの
- スター配線タイプかつノーマル機能の
- バージョン1の
- 白色(White)
NTTのシリーズ情報
NTTのビジネスホンは多くのシリーズがあります。特に電話機型番として利用されることがあるシリーズは以下となります。(あまりに古いものは掲載していません)
ビジネスホン
- ZX
- A1
- NX2
- NX
- GX2
- GX
- RX2
- RX
ホームテレホン
- B1
- BX2
- BX
- AX
なお、NTTの場合、シリーズをまたいでの電話機互換性はない場合が多いです。つまり、主装置が変わった場合は、電話機も変えなくてはいけないケースが多いです。ただし、中には、主装置が変わっても電話機を変えなくてもよいという場合もあります。
主装置の調子が悪い・電話機は変えたくない、などの場合につき、ビジネスホンの部分的な工事だけでも頼めると、とても便利かもしれません。配線プロッタでは、部分的な工事だけでもお受けしています。お気軽にお問い合わせください。